第4回総会・課題共有カンファレンス2016


2016年5月20日に参議院議員会館で第4回総会と課題共有カンファレンス2016を開催しました。

自由民主党より大見正 衆議院議員の代理として後藤誠 政策秘書、公明党より山本博司 参議院議員、民主党より津田弥太郎 参議院議員にご出席賜りました。

また、総会において、山本博司 参議院議員、津田弥太郎 参議院議員より、課題共有カンファレンスにおいて、厚生労働省障害保健福祉部の藤井康弘 部長からご挨拶を頂戴しました。

障害者総合支援法改正法案の審議中のお忙しい中、ご参加頂き、また、今後の就労支援・定着支援に対する心強いお言葉を頂き、ありがとうございました。

総会には69名、カンファレンスには80名が参加しました。以下に資料を掲載します。



第4回総会

第4回総会議案書

課題共有カンファレンス2016



当会の天野 前副会長が、本日のテーマとして@就労移行の今後の在り方、A精神障害者の支援、B定着支援の事業化、という三点を挙げ、司会進行を行いました。

まず、厚生労働省 職業安定局 障害者雇用対策課 地域就労支援室 田中歩 室長より、障害者雇用対策についてご説明頂きました。
障害者雇用対策について


ご説明の後、質疑応答があり、精神障害のある方で就労移行を利用した後の職場定着率・ジョブコーチと主任職場定着支援員の整理・訪問型ジョブコーチの数が増加しない理由などについて室長と意見交換をしました。


次に、厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 鈴木良尚 課長補佐より、障害者就労支援施策の動向についてご説明頂きました。
障害者就労支援施策の動向


資料を踏まえ、現在審議中の障害者総合支援法改正法案で示されている就労定着に関わるサービスの事業化に関して、会場から質問や意見を頂戴し、定着加算の行方・就労移行支援事業以外から就職された方の支援・サービス等利用計画との関係・利用料・転職支援等について活発な議論が行われました。

そして、全国社会就労センター協議会 叶義文 副会長より、全国社会就労センター協議会としての就労支援施策に対する考え方をご説明頂きました。
セルプ協資料


その後、当会の事務局 三田地より障害者総合支援法の見直しに係る要望書障害者雇用施策に係る要望書について説明をしました。

就労移行支援の今後のあり方・精神障害者の支援については、二極化・利用者確保(利用者の取り合いや地域内での適正な事業所数)・支援の質(ビジネスと福祉)・単機能と多機能型といった課題について会場の参加者の方と意見交換しました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。